『Spybot』というツールで、スパイウェアやアドウェア(Spyware/Adware)を駆除することができますが、ソフトの動作上アドウェアが必要な場合(ソフトにバンドルされている場合)は、削除してはいけません。
スパイウェアやアドウェアは、大きく2通りの方法でパソコンに組み込まれます。
1.先にパソコンに感染したウイルスが、勝手にインターネットからダウンロードしインストールする。
2.自分が何らかのソフトをインストールする時、一緒にインストールされる。
※この場合、アドウェアをインストールしてもいいかどうかの質問がありますので、『いいえ/No』を選択すれば、インストールされないこともあります。
1の場合は、ウイルス駆除後、『Spybot』でスパイウェアやアドウェアを駆除すればOKです。
2の場合は、『Spybot』で駆除すると、ソフトが動かなくなることがあります。
ソフトの必要がない場合は、プログラムの追加と削除から、ソフトをアンインストールしましょう。『Spybot』は必要ありません。
ソフトが必要な場合は、発見されたアドウェアが、自分にとってどれくらい有害かどうか調べ、さほど問題がない場合は、ソフトが不安定にならないよう、放っておいた方がいいです。『Spybot』は必要ありません。『Spybot』で駆除すると、ばらばらにファイルを削除するので、インストールしたソフトのアプリケーションの追加と削除ができなくなります。
毎回『Spybot』のチェックで問題箇所が表示されるのが嫌であれば、リストを右クリックし、『次回以降のスキャンからこの製品を除外』を選択すれば、次のスキャンから表示されなくなります。
よくあった質問ですが、『DSO Exploit』は『Spybot 1.3』の場合、『Spybot』で修復しても修復しないため、除外の設定にすると問題箇所として表示されなくなります。(『DSO Exploit』はWindows Updateを行っていれば、問題ありません。)2004/8/2
続き:Spybotのインストール方法
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